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矯正歯科治療は子供の頃だけしかできない……
子供の頃に比べ大人になったら治療期間がすごく長い……
というようなイメージをお持ちではありませんか？
子供の頃に矯正治療を行う方が治療期間が短く済むというのは、確かですが、矯正治療は患者様の意識も重要です。
いくら歯が動き易くとも、本人がやる気でなければ効果は出ませんし、むし歯発生のリスクも高まります。おとなの方は顎の成長が終わっているため、治療の計画が立てやすいとも言えます。「もう大人だから…」とあきらめず、一度ご相談ください。
本格矯正治療の詳しい説明は小児矯正治療/本格矯正治療ページを御覧ください。
①主訴：出っ歯とデコボコ
②診断名：AngleⅡ級1類および叢生
③年齢：治療開始時46歳3ヶ月、動的治療終了時47歳7ヶ月
④治療に用いた主な装置：マルチブラケット装置
⑤抜歯部位：上顎左右第一小臼歯
⑥治療期間：1年4ヶ月
⑦治療費：検査診断料44,000円、矯正施術料770,000円、処置料5,500円×16回=88,000円
合計：902,000円（税込み）
⑧リスクと副作用：初診時から下顎前歯歯肉の退縮（下がっている状態）がありました。矯正治療によりその部分の歯肉退縮が進み、上顎前歯部にも歯肉退縮が発現し、ブラックトライアングルが生じています。一般的に、このような副作用は若年者の矯正治療よりも成人矯正で生じやすいです。
①主訴：受け口とガタガタ
②診断名：AngleⅠ級反対咬合および叢生
③年齢：治療開始時23歳10ヶ月、動的治療終了時25歳0ヶ月
④治療に用いた主な装置：マルチブラケット装置
⑤抜歯部位：なし（非抜歯）
⑥治療期間：1年2ヶ月
⑦治療費：検査診断料44,000円、矯正施術料770,000円、処置料5,500円×14回=77,000円
合計：891,000円（税込み）
⑧リスクと副作用：下顎前歯歯肉の退縮（下がっている状態）が生じてしまいました。治療例1と同じで、このような副作用は成人矯正で生じやすいです。
反対咬合（右上2番目）、叢生（左下1番目等）が後戻りするかもしれません。再発しないように裏から固定してあります。綺麗な歯並びの維持＝保定は一生涯必要です。
①主訴：出っ歯
②診断名：AngleⅡ級1類
③年齢：治療開始時21歳11ヶ月、動的治療終了時23歳4ヶ月
④治療に用いた主な装置：マルチブラケット装置
⑤抜歯部位：上顎左右第一小臼歯
⑥治療期間：1年5ヶ月
⑦治療費：検査診断料44,000円、矯正施術料770,000円、処置料5,500円×17回=93,500円
合計：907,500円（税込み）
⑧リスクと副作用：矯正治療後の後戻りはゼロではありませんので、上下前歯のかみ合わせをギリギリになるよう上顎前歯を後退させて終了しました。
①主訴：前歯でかめない、前歯が出ている。
②診断名：AngleⅡ級1類前歯部開咬
③年齢：治療開始時22歳3ヶ月、動的治療終了時23歳6ヶ月
④治療に用いた主な装置：マルチブラケット装置
⑤抜歯部位：上顎左右第一小臼歯
⑥治療期間：1年3ヶ月
⑦治療費：検査診断料44,000円、矯正施術料770,000円、処置料5,500円×15回=82,500円
合計：896,500円（税込み）
⑧リスクと副作用：前歯部開咬治療後の後戻りのリスクがあります。治療後も舌突出癖が残っていればリテーナーによる保定をしていても開咬が再発してしまうことはあります。保定をしながら定期健診を行い、必要なら再治療する場合もあります。
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