動的治療期間 | 1年7カ月 |
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費用 | 検査・診断料:43,200円 施術料:702,000円(リテーナー代込み) 処置料:5,400円×19回 合計:847,800円(消費税8%時の治療です) |
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症例紹介
八重歯、前歯のガタガタ、真ん中の不一致を治したいと相談に見えた32歳女性です。歯並びの状態は重度の叢生(デコボコの状態)で、右下犬歯のスペースが全くありません。そのぶん下の歯並びが右に前歯1本分ずれています。 検査の結果は骨格的な不正はほとんどなく、歯がやや大きく、横の歯がうち側に倒れこんで歯並びが狭いせいでガタガタになっている様子が判明しました。成人ですから、骨を横に広げて広い歯並びにすることは不可能なため、上下左右第一小臼歯計4本を抜歯してマルチブラケット装置(T21ブラケット)を用いて1年7カ月という比較的短期間の治療で歯並びが改善されました。
今回の治療に伴うリスク・副作用ですが、マルチブラケット装置(T21ブラケット)を初めてつけてから4日間、食事の時におもに前歯が少し痛かったとのことでした。治療後のエックス線写真で、歯根吸収はほとんど観察されず、歯肉を診ると残念ながら下顎前歯部に歯肉退縮が生じていました。しかし、通常下顎前歯部は下唇に隠れてむき出しにはなっていないので、ご本人はあまり気にされていないご様子でホッとしています。
治療開始年齢 | 32歳10カ月(左写真) |
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動的治療終了時 保定開始時年齢 |
34歳5カ月(右写真) |